2020年5月14日
市議会活動REPORT
宇奈根排水樋管の改良工事が始まりました。
4月の臨時市議会では、「令和元年(2019年)東日本台風に関する検証報告書案」に対する代表質疑が行われました。そのなかでも取り上げられた、排水樋管 (はいすいひかん) の改良工事が、浸水被害があった各箇所で始まっています。
堰(せき)1、2丁目に大きな被害をもたらした宇奈根(うなね)排水樋管も6月30日までの工期で着手されました。宇奈根排水樋管は「サブゲート」というものがあるために、「フラップゲート」付きの樋管が取り付けられます。
内水排除が必要な場合はフラップ(蓋)が開き、多摩川へ内水を排除。逆に多摩川の水位が上がり、逆流が心配される場合はフラップが閉じて多摩川からの水の流入を遮断する、という仕組みです。サブゲートとともにダブルゲートで浸水被害を抑制するとのことです。
このほか、排水ポンプ車1台を配置する対策が打たれるとのことですが、国が進める「多摩川治水緊急プロジェクト」の多摩川の河道掘削の進捗(しんちょく)状況とともに、このエリアの水害対策について引き続き注視していきます。