2020年2月7日
さんぽみち―地域活動など、日々雑感―
「放射線測定」を多摩区8か所で実施しました。
東日本大震災での福島原発事故以来、日本共産党川崎市議団が7つの行政区すべてで継続してきた放射線測定は、2020年で9周年を迎え、12回目。私は2月7日(金)に、前議員から引き継いだ8つの地点を、地域の方々の協力を得て測定しました。
午後1時開始で登戸小学校、登戸台和公園、宿河原わんぱく公園、緑化センター、長尾小学校、宿河原本村公園、三田第4公園、三田第1公園の順番で測定。それぞれ、地表から5センチ高、1メートル高の放射線量をガイガーカウンターで測定していきます。
多摩区の観測地点では初回は他区に比べて比較的線量は少なかったものの、三田第4公園の0.080マイクロシーベルトが最高値でした。今回、同地点は0.040マイクロシーベルトでした。放射性物質の半減期から考えると、2019年で45.7パーセント低減することが予測されていましたが、昨年で62.5パーセントとやや減り方が少ないようです。しかし、今回は前回値よりもさらに0.010低く、低減傾向は認められました。
日本地質学会による自然放射線量マップを見ると、神奈川県は地上1メートルの高さで0.0178~0.036マイクロシーベルトのエリア内にあります。8測定地のデータはほぼほぼこの範囲内にありますが、草地や側溝付近は0.050、0.060という測定値もあり、今後も粘り強く注視する事が必要だと思いました。