2023年1月10日
地域の話題など、日々雑感―さんぽみちー
巨大物流倉庫建設計画予定の「西加瀬プロジェクト」現地を自主視察

住民の会のみなさんと私(真ん中、10日)。
川崎市中原区、幸区にまたがる「西加瀬プロジェクト」という巨大物流倉庫の建設計画があります。中原区の市古次郎議員が12月議会で質問をしましたが、まちづくり委員会にも請願が出され、1月26日の委員会で請願審査が行われる運びとなりました。
そのため1月10日(火)、私はまちづくり委員である井口まみ市議、市古次郎議員とともに現地を訪れ、「巨大物流倉庫を 考える住民の会」の方からもお話を聞きました。
「西加瀬プロジェクト」は、約10ヘクタールというとてつもなく広大な工場跡地(三菱ふそう)を大和ハウス工業が買収し、そこに1辺230m、高さ50mの巨大物流倉庫を建設するという計画で、24時間稼働の物流倉庫には大型・小型トラックを含む1日平均で1,347台もの車両が出入りする計画です。
住宅地のど真ん中に物流倉庫をつくるのは全国初です。現在でも、隣接する道路は渋滞がひんぱんに起こっているのに、大型車両も含む車両が増えれば、渋滞はさらに深刻になりますし、近隣には小中学校、障がい者施設、こども文化センターや老人いこいの家などもあります。交通事故も心配です。
日影、風害、空気汚染、渋滞、騒音、振動など、地域住民の生活環境が著しく破壊されることは想像に難くありません。
この地に巨大物流倉庫が必要なのか、それよりも、防災公園や文教施設をつくってほしい。住民のみなさんの切実な声をぜひ、後押ししたいと思います。

いまは三菱ふそうがパーキングとして利用中。