2021年12月24日
地域の話題など、日々雑感―さんぽみちー
デジタル化についての学習会が開催されました
12月23日(木)、武蔵小杉にある総合自治会館にて、日本共産党川崎市議会議員団主催の学習会が開催され、私も参加しました。
今回は、自治労連・地方自治問題研究機構主任研究員の久保貴裕さんを講師に「国の『デジタル化』戦略と自治体の役割を考える学習会」と題した内容です。年末の多忙時ですが、大勢の方が参加しました。
内閣府直属の「デジタル庁」が発足、いま、国をあげての「自治体DX」(デジタル・トランスフォーメーション)が急ピッチで進められています。
デジタル化によって効率化される業務もありますが、しかしそれは「地方自治の本旨」も「住民福祉の増進」も欠如した計画であり、しっかりと見ていく必要があると久保氏は注意喚起。
講演では「自治体DX」について、
① 住民の意見の反映、行政の公正性は確保されるのか?
② 住民の個人情報・プライバシー権は守られるのか?
③ 自治体独自の住民サービスは実施できるのか?
④ オンライン・AIで住民のくらしは守られるのか?
の4点を焦点に論じられました。
川崎市でも、国民健康保険は、未就学児の均等割り減免に対応するシステム改修などに伴い、保険業務の民間委託が始まります。私たちもしっかり学び、論戦していく構えです。