2021年8月9日
地域の話題など、日々雑感―さんぽみちー
原水爆禁止2021年世界大会 ナガサキデー集会にオンライン参加
私は8月9日(月)、高津市民館での「原水爆禁止2021年世界大会 ナガサキデー集会」をオンラインで視聴しました。
オープニング映像の後、主催者報告、被爆者・核被害者の訴え、ゲストスピーカーとして、サイエド・ハリスン・アイディド氏(国連マレーシア政府代表部常駐代表/国連大使)とメルバ・プーリア氏(メキシコ大使)がスピーチしました。
今年1月22日に核兵器禁止条約が発効して、初めて迎えた世界大会。その大きな一歩を踏まえながらも、人間の尊厳への思いをいっそう深めることになったコロナ・パンデミックのなか、改めて核兵器の完全廃絶に向けて前進する誓いが確認された大会となりました。
ナガサキデー集会開催にあたり、政党からは日本共産党(志位和夫委員長)、れいわ新選組(山本太郎代表)、立憲民主党(塩村あやか参院議員)がメッセージを寄せました。
あるスピーカーが引用した節子サーローさんの言葉「原爆の犠牲になって亡くなった方々は、すべての人に名前があり、だれかから愛されていました」は印象的で、コロナで命を落とされた方と通じるものがありました。
存在するだけでも危険な核兵器は、全世界で9か国が1万3000発を保有するという現状。何としてもゼロにしたい。唯一の被爆国である日本は、そのリーダーシップをとり、1日も早く条約を批准すべきです。せめて来年1月、ウィーンで開催される第1回締約会議へのオブザーバー参加を望みます。