2022年7月2日
地域の話題ほか、日々雑感―さんぽみちー
はぐるま共同作業所「みらぼ」がついに完成!


いるホール

★7月2日(土)、多摩区菅馬場、二ヶ領用水沿いに、はぐるま共同作業所「みらぼ」がオープン、私も内覧会に参加しました。
二ヶ領に面した立地は好ロケーションで、その緑道にマッチするウッディで開放的な新舎はまさに、地域住民にもオープンな雰囲気です。
1階にはカフェや染色工房、2階は縫製工房や利用者がランチをしたりしてくつろぐスペース、3階は数十名が集い、ミニコンサートや講演会などが開催できるホールなどがあります。
ホールは一般にも貸し出しする予定、また災害時には一時避難場所として地域住民にも開放していくとのことです。
今後、さまざまな取り組みを通じて、障がいの有無を超えてさまざまな人々の集いの場を提供し、創出していきたいと、法人関係者は未来像を語ってくれました。
★はぐるま共同作業所は、1983年に「働きたくても働く場所がない」「学びたくても学ぶ場所がない」知的障がいのある青年、成人期の人たちの労働・学習・生活の場を保障するために、多摩区稲田中学校の元教員により設立された「はぐるま共働学舎」が前身です。
多摩区内外で共同作業所、工房、農園など、さまざまな施設を開設してきました。今回オープンの新舎は、それらをいくつか統合したもので、設立者たちがコツコツと積み立ててきた基金を原資に建設されています。
★しかし、驚いたのは川崎市からの公的補助は一切受けていないこと。地域貢献もしていこうとするこうした施設に対して、やはり公的な支援があるべきと感じています。