2022年3月5日
地域の話題など、日々雑感―さんぽみちー
「登戸まちづくり緊急学習会」を開催

3月5日(土)午後、多摩市民館にて、都市工学の専門家である岩見良太郎・埼玉大学名誉教授を講師に迎え、「登戸まちづくり緊急学習会」を開きました。
急ピッチで進む登戸の再開発事業は住民本位で進められているのか!?そんな市民の疑問や不安に応え、私たち自身も土地区画整理事業や再開発事業の知識を深めようと取り組んだものです。
登戸区画整理事業の終盤にきて、にわかに浮上してきた2つのタワーマンション建設。そのうち、登戸駅前のタワーマンション建設計画は、市街地再開発事業として実施する方向性が示されています。
昨年4月に準備組合も設立され、現在、条例環境影響評価方法書が多摩区役所や市のHPで縦覧中です。意見書提出は3月23日まで。
急な企画、お誘いにもかかわらず、会場には29名が、オンラインでも16名が参加しました。私、市議の赤石ひろ子と、同じ多摩区の井口まみ市議も参加しました。
岩見先生は「パワーポイント」を使って、区画整理と再開発の違い、また、登戸駅前のように区画整理に再開発事業を重ねる手法の問題点などをわかりやすく解説してくれました。
参加者のなかには、区画整理区域の権利者や、区画整理に関する相談もよく受けるという弁護士さんも参加し、活発な質疑応答も行われました。
住民がひとつになって声を挙げ、アクションを起こすことで勝ち取った成果もあるとのこと。
この学習会をきっかけに、民主的なまちづくりのために、私たち市議会議員もともに学び、方向性を追求していけたらと思います。