2020年9月20日
地域の活動、日々雑感―さんぽみちー
学生0円スーパー「満員御礼」。
小田急線・向ヶ丘遊園駅から徒歩数分、専修大学へ続く通学路端で20日(日)、「学生0円スーパー」を開店しました。お天気は雨が降ったり止んだりでしたが、11時から13時までの開店時間内に、100名近くの学生が立ち寄り、食料品や日用品を好きなだけ袋に詰めて持ち帰りました。
この試みは、民青同盟(=日本民主青年同盟)が中心になって企画、多摩区の有志が協力し開店の運びとなったもの。
新型コロナウイルスで困窮している学生を支援しようとの呼びかけに、多くの方からカンパや物資が驚くほど集まりました。
フードバンクから、近隣農家さんから、一般市民から、米や野菜、缶詰、レトルト食品、スナック菓子etc. がどっさり。生鮮食料品は午前中、スタッフが北部市場で買い出してきたもの。このほか、洗剤やトイレットペーパー、歯ブラシ、フェイスタオルなどの日用雑貨も。ちょっとした路上スーパーです。しかもオール0円。
チラシをまいたり、宣伝カーを回したり、開店いちばんにやって来た学生さんが、友達に宣伝してくれたり。スーパーはおかげ様で「大繁盛」でした。
「本当に助かります」「こんなにいただいていいのですか?」「ありがとうございます」「勉強も部活も頑張れそうです」などなど、会話のやりとりから、苦しいときはお互い様、みんなで乗り切ろう! という温かい心の交流を感じました。
でも、こんなにも、困っている学生がいる、そのことを同時に実感させられました。
「学生0円スーパー」は、また開店する予定です。